■1人で山菜採りをしていてクマに襲われ大けが 今年度初のクマによる人的被害(岩手県)
22日朝、久慈市の山林で山菜採りをしていた73歳の男性がクマに襲われ、顔などにけがをしました。今年度初のクマによる人への被害です。
22日午前8時半ごろ、久慈市山根町深田で「クマに襲われて、男性がけがをした」と民家の住人から消防に通報がありました。
警察と消防によりますと、男性は近くに住む繁田豊作さん73歳でクマに襲われたあと、自分で車を運転し、近くの民家に駆け込みました。
繁田さんは市内山根町深田地内の山林で1人で山菜採りをしていて、クマに顔や腕をひっかかれたということです。会話ができる状態で市内の病院に運ばれ、命に別条はありませんでした。
岩手県は4月18日、山菜採りやレジャーで山に入る機会が多くなるこれからの時期に合わせて「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表していました。
今年度、クマによる人への被害はこれが初めてとなります。
22日はこのほか、宮古市内で3件のクマの目撃情報もありました。
(04/22 17:44 テレビ岩手)
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