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【伝統文化に親しむ】支援学校でなまはげとさんさ踊りを披露 岩手・宮古市(岩手県)



 障がいがある子どもたちに伝統文化の魅力を伝えようと、岩手県宮古市の支援学校で秋田県の民俗行事、「なまはげ」が披露されました。

 宮古市の県立恵風支援学校に招かれたのは「なまはげ」。秋田県男鹿市に伝わる民俗行事で、ユネスコの無形文化遺産にも指定されています。この日は怖い顔をした「なまはげ」たちが、支援学校の生徒たちに、勇壮な太鼓の演舞を披露しました。

 またこの日は、「盛岡さんさ踊り」の有志でつくる「笑顔・元気・勇気の会」が、みんなで踊れるようにとさんさの踊り方を指導しました。

 「なまはげ」と「さんさ踊り」の交流を通して、子どもたちは伝統文化の魅力を実感していました。

生徒
「すごい迫力がありました」
「なまはげをこんなに近くで生で見られたこととか、盛岡さんさをこんなにすぐ近くで聞けることがうれしかったです」

盛岡さんさ踊り有志「笑顔・元気・勇気の会」吉田伸一 代表
「盛岡でなくてもさんさ踊りは出来るんだよ。なまはげ太鼓もできるんだよ。そういったいろんな可能性をどんどんどんどん広げてもらいたいなと。子どもたちにはそう思います」

 会では来年、男鹿半島の支援学校で、伝統文化の交流会を開き、みんなで感動を共有したいと話しています。

(07/22 18:16 テレビ岩手)

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