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「平和と平等の世界を…」中尊寺前貫首・山田俊和さん偲ぶ告別式(岩手県)



岩手県平泉町の中尊寺で18日、ことし3月に亡くなった前の貫首・山田俊和さんを偲ぶ告別式が行われました。

式には遺族や僧侶、生前に交流のあったひとなど、町の内外から約100人が参列し、読経や焼香を行いました。

東京都出身で、2006年から2020年まで中尊寺の貫首を務めた山田俊和さん。

山田さんは在任中、平泉の世界遺産登録の実現や、東日本大震災からの復興支援などに取り組み、平和と平等を求める浄土思想を広めることに力を尽くしました。

貫首を退任後は、東京・最勝寺に戻っていましたが、ことし3月、病気のため81歳で亡くなりました。

集まった人たちは在りし日の山田さんを偲び、冥福を祈りました。


(04/19 09:59 テレビ岩手)

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