■【認知症と共に生きる社会へ】若年性アルツハイマー型認知症と診断の男性が講演 岩手県盛岡市(岩手県)
9月は認知症の啓発月間です。
「若年性アルツハイマー型認知症」と診断された男性が1日、岩手県盛岡市で講演を行い、「認知症と共に生きる社会」を呼びかけました。
宮城県出身の丹野智文さんは、大学を卒業後、自動車販売会社で営業マンをしていましたが、39歳の時に「若年性アルツハイマー型認知症」と診断されました。
丹野さんは同僚の名前すら忘れ、「認知症イコール『終わり』と思っていたが、同僚や家族のやさしさに触れ、病気とともに生きる意識を持った」と話しました。
また「認知症の人が自立して生きるために、周りの人も全部管理するのではなく、できないことをサポートする意識が大切」と話しました。
このほか、質問コーナーでは、認知症の人がかけてほしい言葉を聞かれ「『お困りごとないですか?』と聞かないでほしい。普通の会話がしたい」と笑顔で話していました。
(09/01 18:05 テレビ岩手)
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