■8月は前年の5倍の10人が死亡 岩手県警が「交通死亡事故多発注意報」発令 指導・取り締まり強化し事故防止へ(岩手県)
「交通死亡事故多発注意報」の発令です。8月、岩手県内では交通事故で前年より8人多い10人が亡くなっていることなどから、岩手県警は1日から1か月間、指導と取締りを強化します。
8月31日午後8時半ごろ、盛岡市上田の国道4号線で、盛岡市北山の自営業・高橋了さん78歳が道路を横断していたところ乗用車にはねられました。
高橋さんは頭などを強く打ち、会話ができない状態で病院に運ばれましたが、およそ7時間半後に亡くなりました。
現場は片側2車線の直線道路で見通しが良く、街灯もありますが、信号や横断歩道はありませんでした。
これで、8月に県内で起きた交通事故による死者の数は去年の同じ月と比べて8人も多い10人となりました。月別の死者の数が10人以上となったのは2018年1月以来です。
このうち、3人が31日までの2日間に亡くなったことから、県警は1日から1か月間「交通死亡事故多発注意報」を発令し、指導と取り締まりを強化することにしています。
(09/01 18:41 テレビ岩手)
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