■【最新鋭】大型客船「飛鳥V」 宮古港に 岩手県(岩手県)
岩手県宮古港に7日、最新鋭の大型客船「飛鳥V」が初めて入港し、大漁旗を掲げて出迎えました。
宮古支局・佐藤記者の取材です。
7日午前8時、宮古港に入港したのは、ことし7月に運航を開始したばかりの最新鋭の大型客船「飛鳥V」です。
港では県や市の職員が大漁旗を掲げるなどして出迎えたほか、多くの市民が集まり、飛鳥Vの初入港を祝いました。
日本の客船で最大級の規模を誇る飛鳥V。
全長230メートル、乗員乗客あわせておよそ1200人が乗船可能です。
“パーソナライズ” をテーマにした未来志向の新造客船で、船内には381の豪華な客室のほか、屋外プールやラウンジなどが設けられ、充実した船旅が楽しめます。
最新の設備を搭載した就航したばかりの船は、エンジンが360度回転し小回りが利く構造になっているほか、燃料には一般的な重油のほか、二酸化炭素の排出が少ない天然ガスも併用し、環境に優しい作りになっています。
7日は港でセレモニーが開かれ、地元の小学生から飛鳥Vのスタッフに花束が贈られました。
宮古港への客船の寄港数は年々増えていて、昨年度は10回、今年度は16回を予定しています。
中村尚道 宮古市長 「ことしですけども、宮古港へのクルーズ船の寄港数が16回となっております。来年度ですけども、20回を超える見込みとなっております。宮古港を拠点に岩手県内に広く乗船客の皆さまをお連れしたいと思っております」
10月は6隻のクルーズ船が入港する予定の宮古港。
まちは一層のにぎわいが期待されます。
(09/08 14:42 テレビ岩手)
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