■岩手県大船渡市の山林火災 焼失範囲約3370ヘクタールに 鎮火後の調査で拡大(岩手県)
2月に大船渡市で発生した大規模な山林火災について、大船渡市は17日、調査の結果、焼失範囲がおよそ3370ヘクタールになったと発表しました。
これは、大船渡市がきょうの記者会見で明らかにしたものです。
大船渡市ではこれまで、今回の山林火災の焼失範囲をおよそ2900ヘクタールとしていましたが、鎮火後に行った消防による現地調査の結果、およそ3370ヘクタールであったことが判明したということです。
また、農林水産業の被害額が初めて公表され、特に被害の大きかった水産業は、定置網が焼失しおよそ7億円、定置網を保管していた倉庫が全焼しおよそ4億円など、あわせて16億円を超える被害額となりました。
家屋などへの被害もこれまでより1棟増えて222棟となりました。
大船渡市の渕上清市長は「国や県としっかりと連携をしながら、必ず再建するという強い意志を持って復興に取り組む」と話しています。
(04/17 19:48 テレビ岩手)
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