■人気音楽グループが協力 山林火災仮設住宅に談話室設置 Tシャツ販売で費用支援(岩手県)
大船渡の山林火災で被災した人が暮らす仮設住宅に、談話室が設置されました。人気音楽グループの協力で整備されたということです。
大船渡市では、三陸町綾里と赤崎町の2か所に仮設住宅があり、現在26世帯が入居しています。
その2か所の仮設住宅に談話室が設置され、9日は設置に尽力した一般社団法人CONから大船渡市の渕上清市長、さらに住民の代表へとカギが引き渡されました。
談話室は平屋建てで、およそ40帖の室内には、キッチンもあります。当初は、国の支援の条件を満たせず、整備できずにいましたが、CONが呼びかけ、人気音楽グループ「MAN WITH A MISSION」などがイベントでTシャツを販売し、設置費用をまかなったということです。
一般社団法人CON 古川健一郎 代表理事
「少しでもちからになれればと思う気持ちで進めていきました。少しでも団らんの憩いの場になってくれればと思います」
綾里仮設住民代表
「仮設の中の色々な悩みとか希望とかそういうのを聞きながら、あとは楽しくいかに過ごすかという場所にしたいと思ってます」
人気音楽グループの協力で談話室が完成し、渕上市長は「全国から支援をいただき、頭が下がる思い」と話していました。
(09/09 18:43 テレビ岩手)
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