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電柱のカラスの巣を撤去 岩手県内ではカラスの巣が原因の停電が2024年度6件発生 岩手県一関市(岩手県)



 最近、停電があったという方、原因は繁殖期を迎えたカラスかもしれません。岩手県一関市で17日、カラスが電柱に作った巣の撤去作業が行われました。

 カラスは3月から7月にかけての繁殖期に、電柱など見晴らしの良い高いところに巣を作ることが多く、これが停電の原因のひとつになっています。

 17日、電柱に作られたカラスの巣の撤去作業が行われた一関市。

 巣は、およそ10メートルの高さにある電圧調整の機械の上に作られていました。

 巣は、木の枝や針金を材料にすることが多く、これが電線に接触すると停電を引き起こすということです。

 電柱を管理する東北電力ネットワーク岩手支社によりますと、県内で2024年度に撤去した巣の数は831個、カラスの営巣が原因の停電は6件発生していて、電柱にカラスの巣を見つけた場合、すぐに連絡してほしいと呼びかけています。

 一関電力センター 大川昌晃 配電主査
「どうしても(巣の材料の)枝が落ちるので、電柱の周りに小さな枝が落ちているときは、上の方を見てもらうとカラスが巣を作っている場合があります」

 連絡先はホームページのチャット、またはコールセンターとなっています。

(04/17 17:34 テレビ岩手)

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