■「皆さんの前で金メダルを」世界陸上日本代表・大上直起選手(久慈市出身)母校で意気込み語る(岩手県)
今週末から始まる世界陸上の男子4×100メートルリレー日本代表に久慈市出身の大上直起選手が選ばれ、母校・仙台大学で8日、意気込みを語りました。
8日、母校・仙台大学に学生などおよそ100人が集まり、大きな拍手で迎えられた大上直起選手。今週末から東京で開かれる世界陸上の男子4×100メートルリレー日本代表に選出されました。
大上直起選手
「皆さんの前で金メダルを見せられるように頑張りたい」
大上選手は久慈東高校出身の25歳。現在は青森県庁で働きながらスプリンターとして活躍しています。自己ベストは10秒15。ことし5月の世界リレーでは第一走者をつとめ日本チームの4位入賞に貢献。7月には、世界陸上の代表選考を兼ねた「日本陸上選手権」男子100メートルで銀メダルに輝きました。
世界陸上のリレーの代表メンバーは、大上選手のほか、桐生祥秀選手やサニブラウン選手ら、全部で8人。この中から、予選、決勝を走る4人が選ばれます。
大上直起選手
「(8人の代表に)選ばれるつもりで今シーズンはやってきたので、選ばれてどうというよりは、どうやってアピールして本番走るかというところしか考えてないので、引き続き明日から調整をしないといけないなっていう気持ち」
大上選手は9日東京に戻り、コンディションを調整し、9月20日の予選に備えるということです。
大上選手
「岩手からこういう選手が短距離で出るっていうのは近年ないと思うので、そういう意味ではこれをターニングポイントに、今競技に励んでいる人たちは『岩手からでも行ける』というところを見てほしいと思う」
世界陸上にはこのほか、7月の日本選手権で男子やり投げ3位に輝いた高田高校出身の長沼元選手も出場が決まり、東京での大一番に挑みます。
(09/09 17:58 テレビ岩手)
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