■【市街地クマ対策】 緊急銃猟可能とする「改正鳥獣保護管理法」施行 岩手県が対応マニュアル改定(岩手県)
クマによる被害が相次ぐ中、市町村の判断で市街地での「緊急銃猟」を可能とする「改正鳥獣保護管理法」が1日、施行されました。これに合わせて、岩手県は対応マニュアルを改定しました。
緊急性など一定の条件を満たせば、市町村の判断で市街地でのハンターによる猟銃の発砲、「緊急銃猟」を可能とする「改正鳥獣保護管理法」が1日、施行されました。
県が改定した対応マニュアルは、「緊急銃猟」の実施の流れや関係機関の連絡体制を今まで運用してきたマニュアルに加えました。
さらに、これまでの追い払いや麻酔による捕獲のほか、市町村が状況に応じて「緊急銃猟」ができるよう対応の手順を変更しました。
また、「緊急銃猟」の可能性が高まった際、現地で実施条件や安全確保などを確認し、市町村の実施判断をサポートする対策チームも新たに設置しました。
改正法の施行を受け、県は9月から10月にかけて、「緊急銃猟」を想定した訓練を机上と実地の両方で行う予定です。
(09/01 18:07 テレビ岩手)
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