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宮古駅でクマ目撃 大槌町でハンターの男性がクマに襲われる 岩手県(岩手県)



 11月1日正午ごろ、岩手県宮古市の宮古駅で線路を走るクマの姿が目撃されました。

 大槌町ではクマの狩猟をしていた75歳の男性がクマに顔面をひっかかれる被害も出ています。

 線路沿いを移動する1頭のクマ。

 1日正午ごろ、宮古市中心部、宮町の宮古駅付近で、クマが目撃されました。

 駅の飲食店従業員
「お店で従業員と話をしていたら観光客の人が『クマだ!』と騒いだんですよ。振り返ったら、あっち(商店街の方)からクマが走ってきた。目の前を通っていった。超怖かった。鳥肌が立った」

 その後、クマは線路を歩いていったということです。

 大雨の影響で三陸鉄道は運休していたため、当時、ホームは無人で人への被害はありませんでした。

 三陸鉄道運行本部 田中千理さん
「ここまで来たかという感じ。のそのそあるいていたので、まだ距離があって高さもあったので良かったが近かったら怖いなと」

 午前10時ごろには宮古駅から北東に500メートルほど離れた宮古小学校の校庭でも学習発表会を見に来た複数の保護者がクマを目撃しました。

 また、1日午前10時半ごろ、大槌町金澤の山林で猟友会の仲間とクマの狩猟をしていた75歳の男性がクマに襲われ、顔面をひっかかれました。

 男性は意識があり、会話もできる状態で病院に運ばれました。
 
 県内では11月1日、クマの狩猟が解禁されたばかりでした。

 このほか、盛岡市下田や陸前高田市竹駒町などでもクマが目撃されました。

(11/01 21:16 テレビ岩手)

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