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【この時期限定】涼を感じる水のカーテン「錦秋湖大滝」(岩手県)



厳しい暑さが続いていますが、「わんカメ」は、涼を感じる「水のカーテン」をご覧いただきます。西和賀町にあるダム湖、錦秋湖でこの時期だけ現れる「錦秋湖大滝」からです。

江口アナウンサー
四季折々の美しい景色が楽しめる雄大な「錦秋湖」です。錦秋湖は、60周年を迎えた「湯田ダム」が和賀川をせき止めたことでできたダム湖です。

湖の水位が低くなるこの時期、「錦秋湖大滝」が姿を現します。その錦秋湖大滝の裏側からお伝えします。

ダイナミックな音を立てて流れ落ちるのは、およそ50メートルに渡って続く「水のカーテン」です。歩いていると水しぶきが飛んできて涼を感じます。

この「錦秋湖大滝」は、湯田ダムの設備の一つとして、ある役割を果たしています。「錦秋湖大滝」という名前は愛称で、正式名称は「貯砂ダム」です。文字通り、ダム湖に流れてたまってしまう「砂」を減らすために、ここでせき止めて貯めているんです。

「貯砂ダム」は、雪解け水が多い5月ごろは満水で、6月ごろまではダム湖に沈んでいます。雨が多い7月から9月は、あらかじめ湖の水位を低くして洪水に備えるため、「貯砂ダム」が姿を現します。滝のように見えることから地域の観光資源にもなっています。

秋田県横手市からの見物客
「リフレッシュできる、迫力がありますねすごく、涼しいです」

「錦秋湖大滝」の裏側を歩ける一般開放は、午前9時から午後4時半までです。午後6時からは「錦秋湖大滝」のライトアップが楽しめます。

ライトアップは時期によって変わります。いまは「レインボーカラー」です。その後12日間限定で「夏」をイメージした涼しげな「ブルーカラー」になり、9月には「秋の紅葉」をイメージした滝にお色直しするということです。

また、26日(土)には湖畔にある川尻総合公園に出店が並び、魚釣りや流木まき割り体験などが楽しめる催しが開かれます。厳しい暑さが続くこの夏、みなさんもダイナミックな涼を感じてみてはいかがでしょうか。

(07/22 18:49 テレビ岩手)

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