■ソフトボール世界大会に出場した「東北リトルリーグ」 日本代表として大健闘!スポーツマンシップ賞受賞 岩手・北上市(岩手県)
岩手県北上市を拠点とする女子ソフトボールチームが8月、世界大会に出場し、優勝はならなかったものの、その戦いぶりから「スポーツマンシップ賞」を受賞しました。
8月アメリカで開かれた、リトルリーグ・ソフトボールの世界大会に出場した、「東北リトルリーグ」。北上市を拠点とする「いわさきレッズ」を中心に、県内と東北地区の小中学生でつくられたチームです。
カナダ、アメリカのチームを相手に接戦を繰り広げ、結果は1勝2敗で敗退したものの、その戦いぶりが高く評価され、「スポーツマンシップ賞」を受賞。全米で生中継された大会に初めて出場した日本代表として、確かな足跡を残しました。
キャプテン 千田ゆうか さん(和賀東中1)
「(守備が)終わったあと、マウンドの土をよけてあげたりとか、そういうちょっとの気遣い、日本のいいところを海外の人たちに見せられたと思う」
大会を終え、北上市内で練習に励む選手たちを訪ねました。
チームのエース・野崎凜香さんは、体格に勝る海外の選手を相手に、3試合・14イニングで19個の三振を奪うなど大活躍。世界で戦えるという大きな自信を得ました。
エースとして力投 野崎凜香 さん(宮古西中1)
「(自分の投球は)外国の選手にも通用するということがわかった。(将来は)オリンピックで世界一を獲れるようなエースになりたい
キャプテンの千田ゆうかさんは、第2戦で先発登板しましたが、初回、先頭打者から3人連続で四球を与えてマウンドを降りました。悔しさを糧に、さらに成長したいと練習に取り組んでいます。
キャプテン 千田ゆうか さん(和賀東中1)
「実力不足とそのあとのチームの雰囲気づくりも足りてなかった。やっぱり悔しい気持ちもあるし…みんなの役に立てなかったという…今度は日本の頂点にも立ちたいし、もしまたアメリカや世界で戦う機会があったら、もう1回みんなで行って活躍したい」
世界を舞台に大きな経験を積んだ選手たちは、これからも挑戦を続けます。
WS出場選手たち
「アメリカでは全力でプレーすることができました!応援ありがとうございました!」
「東北リトルリーグ」のベースとなったチーム、北上市のスポーツ少年団「いわさきレッズ」と、中学生のクラブチーム「Vレッズ」では団員を募集しています。詳しくはインスタグラムで検索してください。
(09/04 00:00 テレビ岩手)
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