■屋根の杉の木が落ち境内の杉が近所迷惑に… 弘前八幡宮が一部を伐採 青森県弘前市(青森県)
弘前市の神社が境内に生えている杉の木について近隣住宅に迷惑をかけているとして一部を伐採しています。
重機が入れない場所のため職人がロープワークを駆使して木に登って伐採しています。
杉の木の伐採作業が行われているのは弘前市の弘前八幡宮です。
杉の木は16代目の小野宮司がおよそ55年前境内に200本を植えました。
境内の一部はその後住宅地となり屋根に杉の枝が落ちるなど近隣の迷惑になっていたため13本を伐採することに決めました。
★弘前八幡宮 小野 若狭 宮司
「つらいところあります 50年 60年やっと鎮守の森というかたちになってきたのが」
伐採作業を進めているのは県内でも珍しい重機ではなくロープワークを駆使して木に登って伐採する市内の業者「津軽特殊伐採兵吾」です。
高さ25メートルの杉の木に登り枝や幹を切ってロープでつるして地面に下ろします。
切った木は重いもので重さがおよそ100キロありそのまま落とすと跳ね返ってけがをするため安全のためにロープでつるしています。
★弘前八幡宮 小野 若狭 宮司
「機械を使わないで1本の木を上まで登って切り落としてきれいにしてくれていますので、これから先も安心しておまかせできる」
伐採は1日に1本のペースで進められ8月上旬まで行われます。
(07/25 19:56 青森放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)