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養殖の“青森サーモン”9,000匹を水揚げ 過去最多の水揚げなるか 青森県深浦町(青森県)



深浦町のいけすで育てられた養殖サーモンの水揚げが始まりました。
ことしむつ市の新しい養殖場も本格的に稼働し、養殖を手がける会社は過去最多の水揚げ量をめざします。

水揚げが始まったのは深浦町の北金ヶ沢漁港で養殖されている「青森サーモン」です。
夜明けまえから港内のいけすで6か月間育てられたサーモンを網ですくいあげていきました。
初日のきょうは、重さ3キロほどのサーモンおよそ9,000匹を水揚げし、青森市の加工場に出荷しました。
養殖はオカムラ食品工業の関連会社日本サーモンファームが手がけており深浦町と今別町で行っています。
これまで試験養殖が行われていたむつ市脇野沢でも、ことしから本格的な養殖が始まり、6月中旬ごろに水揚げが始まる予定です。
去年の水揚げは全体で過去最も多いおよそ2,700トンでしたが、養殖場が増えたことしは、さらに多い3,500トンの水揚げをめざしています。

★日本サーモンファーム 岡村大祐取締役
「年々エサだとか身の質を上げるために品温を下げることだとかそういうことを改良していますので、ことしのサーモンもすごく品質が良く脂身も良くできているかなと思います」

青森サーモンの水揚げは6月末ごろまで続きます。


(04/23 19:24 青森放送)

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