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世界遺産・白神山地の麓「十二湖」の山開き 王池では新しい大型展望デッキが!(青森県)



世界遺産・白神山地のふもとに広がる十二湖にも春が訪れ、山開きをしました。
もうすぐ3年前の大雨から続いていた一部道路の通行止めも解除となる見通しです。

山開きの式典では神事を行って訪れる人たちの安全を願ったあと、関係者たちがテープカットをして春の行楽シーズン到来を祝いました。
このあと招待客たちはバスに乗り十二湖のシンボル・青池に向かいました。
ことしはいつもより雪どけが遅く、まだ冬の名残が見られる十二湖。
きょうの青池は曇り空のため少し暗い色となっていましたが、池の周りに残る白い雪が青の美しさを引き立てます。

★十二湖森の会 堀内光紀副会長
「真上にお日様が来る5・6・7月 この3か月が1番青さが秀でてすばらしいです」

2022年8月の大雨から通行止めが続いていた一部の道路と遊歩道は、ことし7月ごろに復旧作業と安全確認を終え、すべて通行可能になる見通しです。
ことしは3年ぶりに十二湖全体を満喫できそうです。

新緑や紅葉など季節によって様々な表情を楽しめる王池では、大型展望デッキがつくられていて夏ごろに利用可能になります。

★深浦町 平沢一臣町長
「四季折々の顔というのがありますのでオールシーズンで今後、観光できるように町としても努力していきたい」

去年1年間十二湖に訪れた人はおよそ9万人、ことしはさらなるにぎわいが期待されます。


(04/16 19:28 青森放送)

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