■クマゲラはどこへ?エコパークへの登録目指す世界遺産・白神山地で巣穴を調査 見つかったのは… 青森県西目屋村(青森県)
弘前市の登山家で作家の根深誠さんが、世界遺産・白神山地でおよそ10年姿が確認されていないクマゲラの巣穴を調査しました。
クマゲラの巣穴を調査したのは、根深誠さんとマタギの吉川隆さんの2人です。
西目屋村のアクアグリーンビレッジANMONから、およそ1キロほど山に入った白神山地の世界遺産地域に向かいました。
クマゲラは国の天然記念物に指定されている日本最大のキツツキで、白神山地では2014年10月の目撃を最後に姿が確認されていません。
根深さんたちは、まいとしクマゲラの巣穴を調査し、生息していないかどうか確認しています。
1か所目は巣穴が長い間使われていないため、穴が塞がりつつありました。
2か所目も巣穴と巣穴の間にひびが入り、使われていないことが分かりました。
★登山家・作家 根深誠さん
「怪しいな」
「新しいんだ 新しい穴だ」
調査をしていたところ、ブナの木に新しい穴を見つけました。
クマゲラが開けたものかどうか不明ですが、今後再調査するということです。
★登山家・作家 根深誠さん
「(クマゲラが)いたんじゃないかと常々そう思っているから、錯覚みたいなもので楽しませてくれる」
「1つだけぽつんとあるということはまずない 必ず近くにある 森の全体で使っているから」
根深さんは白神山地のユネスコエコパークへの登録をめざしていて、今月25日に誰でも参加できるフォーラムを開きます。
(07/21 19:11 青森放送)
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