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「スクリーンショットで報酬」副業広告から暗号資産購入費用を要求された20歳代の男性が64万円だまし取られる被害(青森県)



弘前警察署によりますと今月上旬頃、青森県内に居住する20歳代の男性はスマートフォンを閲覧中、インターネット上に表示された副業広告に興味を示し、その広告を介してLINEアカウント「松山結衣」を友だち追加しました。
するとLINEのメッセージで

・視聴した動画のスクリーンショットを送ると、報酬がもらえる。

などと副業内容の説明を受けるとともに、指定された暗号資産取引サイト「DeFi」に登録した上で副業を実行したところ、サイト上に報酬が反映されました。
その後サイト内で報酬の出金手続を行いましたが、松山から

・高額タスクをクリアをしないと出金できない。

などと言われ、テレグラムアカウント「トップ受付係・大島加奈子」を追加するように指示され、大島の指示で高額タスクの暗号資産取引を行うため、暗号資産購入費用として4月21日に自宅から1万円分をPayPayで支払ったほか、現金3万円を指定された個人名義口座にインターネットバンキングを利用して振り込みました。
振込後改めて報酬の出金手続を行いましたが、大島から

・出金手続きしたせいでデータが壊れた。

などと言われ、データ修復費用として4月22日にインターネットの公式サイトで合計60万円分のアップルギフトカードを購入し、テレグラムのメッセージでその利用権コードを相手に教えましたが再度出金手続の不手際を指摘され、追加の現金75万円を要求されたことを不審に思い、警察に相談し詐欺被害に気付いたということです。
警察は「簡単にお金が稼げる」「必ず儲かる」などと話し、副業を勧める甘い言葉には用心し、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。


(04/23 16:10 青森放送)

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