■「孫正義」の顔写真が掲載された広告から投資サイトへ…国際電話の“片言の日本語”で「あなたの資力を確認する」と言われた70歳代男性が35万円だまし取られる被害(青森県)
七戸警察署によりますと6月4日、青森県内に居住する70歳代の男性がスマートフォンでインターネットを閲覧中、ソフトバンク社長「孫正義」の顔写真が掲載された投資を勧めるバナー広告が表示されたため、これをクリックしたところ、投資の成功体験談等が書かれたサイトに移動しました。
そのサイトを閲覧中、男性のスマートフォンに「+852」から始まる国際電話番号から電話があり、片言の日本語を話す女から
・暗号資産の投資をしませんか。
などと言われました。
その後、電話の電波状態が悪く何度か電話が切れ、その都度別の国際電話番号や非通知から電話があり、いずれかの電話番号から片言の日本語を話す男に電話が代わり、
・あなたの資力を確認する。
・資力の確認が終われば、お金は返金する。
などと言われたことから、男性はネットバンキングを利用して青森県内から、男から指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金35万円を振り込みました。
その後、返金を受けることができず男たちと連絡が取れなくなったことから、詐欺被害に気付いたということです。
警察は投資話において「必ず儲かる」などと話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。
(06/04 21:19 青森放送)
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