NNNニュース

森のハウス(弘前市)が破産手続き開始決定 負債は約3億6500万円(青森県)



帝国データバンク青森支店によりますと、森のハウス(弘前市紺屋町)は4月8日青森地裁弘前支部から破産手続き開始決定を受けました。
負債は2024年3月期末時点で約3億6500万円ということです。
財産状況報告集会は9月8日午後1時30分ということです。
森のハウスは、2013年(平成25年)6月に設立された木造建築工事業者です。
青森市や弘前市、五所川原市、平川市など津軽一円を営業エリアに、独自のプランによる一般木造住宅の建築を手がけていました。
「誰でも購入できる低価格住宅」をテーマにローコスト住宅を扱い、2017年10月には青森支店も開設、近年は6億円内外の売上高を確保していました。
しかし、建築資材価格の高止まりや、人件費の高騰による外注費用の増加などもあり、収益環境は厳しく、直近の2024年3月期の年売上高約6億200万円に対して、営業損失は約2700万円となるなど、3期連続で多額の営業赤字を計上、財務面も債務超過に陥っていました。
その後も収益改善のメドが立たず資金繰りも限界に達し、2月20日をもって事業を停止していました。


(04/14 17:58 青森放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)