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【幻想】美しい青と深まる新緑…世界遺産のふもとに広がる『セラピーロード』十二湖を散策!山の恵みを味わう茶屋でリフレッシュ 青森県深浦町(青森県)



新緑の名所、きょうは世界遺産・白神山地のふもとに広がる深浦町の「十二湖」です。
森の緑と湖の青さが最も美しい時期を迎えています。


新緑の季節を迎えた十二湖。

★十二湖森の会 板谷正勝さん
「水たっぷりあるんですよ」

今回は十二湖を知り尽すベテランガイドの板谷正勝さんと散策しました。
まず向かったのは、十二湖のシンボル青池です。

★十二湖森の会 板谷正勝さん
「今は1番色が目立つ良い時季なんだけど」

この日は、あいにくの曇り空。
しかし日の光が差し込むと、鮮やかなコバルトブルーに。

★鹿児島から
「もうこの透明感にびっくりです」
「すごいですね 幻想的です」

★福岡から
「普通の世の中じゃないような、この青さと緑とすごいですね」

青池を越えて進むと、世界遺産・白神山地のブナ自然林に。

★十二湖森の会 板谷正勝さん
「緑のトンネルで非常に空気が良いです。十二湖全体『セラピーロード』だということで」

十二湖の森は医学的証拠に基づいたリラックス効果が認められ、県内ではじめての「森林セラピー基地」に認定されました。

道ばたに目をこらすと、この時季ならではの花が凜とした姿を見せています。
雪の結晶のような姿が人気の「ユキザサ」。

こちらは「ヒメアオキ」。
緑の中に咲く赤い花は、小さくも存在感抜群です。

ブナ林をしばらく歩いた先にあるのは沸壺の池。

★十二湖森の会 板谷正勝さん
「ここ午後からになれば、ここが良い ちょうどほら日が差して」

透き通った青さが特徴の沸壺の池は青池に負けない、十二湖の隠れた見どころです。

★静岡から
「青池は青いというのは聞いていたけど、ここが青いというのは聞いていなかったので驚き」

散策のあとに訪れたいのが「八景の池」のほとりにたつ「そばいろ茶屋」です。

★そばいろ茶屋 秋穂享子さん
「お待たせしました」
「ネマガリダケとワラビは自然に採れたもので、大豆は育てたものです」

地元の山の恵みがいただける人気のランチセット。
そばには、こんなこだわりが。

★青森放送 甲地壮起記者
「十二湖の湧き水を使って作られたそば、いただきます」
「コシがあるのにみずみずしくさっぱりしていて、この時期にぴったりです」

★そばいろ茶屋 秋穂享子さん
「新緑がすごく楽しめる大広間だと思うので、この景色を楽しみながら、地のものを使ったお料理を一緒に楽しんでいただければと思います」

★深浦町観光課 坂本恒輝さん
「深浦町は現在、新緑の時季真っただ中です。海の幸・山の幸にも恵まれていますので、十二湖にお越しの際は合わせてご堪能いただければと思います」

十二湖の美しい青と深まる新緑は、来月末までが見ごろです。


(05/30 20:33 青森放送)

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