■【速報】16棟焼いた“大規模火災”火元の「新宅製材所」(大鰐町)が破産開始決定 負債総額は調査中 社長たちは廃棄物処理法違反と重過失失火の罪で起訴(青森県)
東京商工リサーチ青森支店によりますと、新宅製材所(大鰐町大鰐)は今月22日に青森地方裁判所弘前支部から破産開始決定を受けました。
負債総額は調査中です。
新宅製材所は1941年4月に創業され、1961年4月に法人化された老舗製材所です。
長年の事業実績から相応の販路を持っていて、ピークとなる1982年10月期には3億円弱の売上高を確保していました。
しかし、同業他社との競争激化などで受注量は徐々に減少し、売上高も1億円を下回る規模で推移するなど業績は低迷していました。
このなかで2024年6月19日に、新宅製材所を火元とする大規模な火災が発生し、周辺の住宅などを含め16棟を焼きました。
この火災で新宅製材所の社長たちが廃棄物処理法違反と重過失失火の罪で起訴されました。
火災が発生して以降、事業を停止し、破産申請に至ったということです。
(05/30 10:45 青森放送)
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