■長嶋茂雄ねぶたは「永久に不滅」?ねぶた名人が制作してから10年で老朽化が進み千葉県で“存続の危機”…残そうと模索(青森県)
先月亡くなった巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督のねぶたが、存続の危機に立たされています。
完成からまもなく10年、老朽化が進む「長嶋茂雄ねぶた」を残そうと関係者が模索しています。
ねぶたが飾られているのは長嶋さんの故郷・千葉県佐倉市の商業施設です。
高さ2メートル、幅5メートルの「長嶋茂雄ねぶた」は、地元ゆかりの名力士・雷電為右衛門のねぶたと並んでいます。
ねぶたは2016年に地元のお祭りの20周年記念に、臼井ショッピングセンター協同組合の鳥羽理事長が依頼して、ねぶた名人の千葉作龍さんが制作しました。
長年地元で愛されてきましたが、度重なる運行で損傷が激しく中のLEDライトもまばらに…。
近い将来解体が検討されています。
★臼井ショッピングセンター協同組合 鳥羽敏彦 理事長
「もし許されるのであれば佐倉市さんから払い下げをいただいた上で残す、保存できる方法を資金的な面とか場所とか、いろいろな検討をして残せればいいなというのが私の一番の思いですね」
保存活動を率いる鳥羽理事長は顔だけでも残したいと市と協議を続ける一方、クラウドファンディングなどさまざまな方法で「長嶋茂雄ねぶた」を残そうと模索しています。
(07/21 19:06 青森放送)
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