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弘高ねぷたの記録をいつまでも!スマホで『3D保存』プロジェクト始まる およそ70年の伝統を誇る弘高ねぷたが運行 青森県弘前市(青森県)



およそ70年の伝統を誇る弘高ねぷたがきのう夜運行され沿道の観衆を沸かせました。

弘前高校のねぷた運行は「弘高祭」の伝統行事で、クラスごとに制作した18台の人形ねぷたが市内を練り歩きました。
ねぷたは高さ3.9メートル、幅2.7メートルの大きさで戦国武将を題材にした武者絵巻が夜空に浮かびあがります。
生徒たちは元気なかけ声を響かせねぷたを回転させるなどして沿道の観客を沸かせていました。

★弘前高校の生徒
「最高の気分です1年に1回しかない最高の機会をもっと声張り上げて頑張っていきたい」

★地元の人
「息子が2年生なので良いですね」
「いつもより良い男でした」
「夏だなって感じがしてめっちゃ盛り上がっています」

津軽の夏の夜を彩る弘前ねぷたまつりは来月1日に開幕します。

この運行前に、弘高ねぷたを立体的な3Dモデルで保存する取り組みが行われました。
生徒会などの生徒6人が「NTT東日本青森支店」の職員たちから指導を受け、スマートフォンを使って360度から撮影しました。
津軽の夏の夜を彩る弘高ねぷたは、行事が終わると人形ねぷたはすべて壊されます。
3Dモデルで保存できれば、記録をいつまでも残すことができて伝統の継承などに役立ちます。

★弘前高校の生徒
「自分たちの記録を作れるというのもあるし、これからの1年生にとっても参考にできる材料になるというので、とても良いプロジェクトだと思います」

撮影したデータは9月に編集作業をして3Dモデルの保存をめざします。


(07/24 20:33 青森放送)

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