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「確実に死亡率が低くなる」青森県が商品券などが当たるキャンペーンで“高血圧ゼロの県”へ!都道府県初のモデルタウン事業の認証も(青森県)



青森県は高血圧症ゼロをめざし、まだ治療していない人が治療を始めた場合などに、抽選で賞品がもらえるキャンペーンを始めました。

「高血圧症」は重症化すると脳卒中や急性心筋梗塞の恐れがあるほか、認知症の発症リスクも高まります。
高血圧の症状がある人は県内全体で36万2千人と、40歳以上の44パーセントを占め、そのうち治療していない人が14万9千人と全体の2割近くいるとされています。
県は先月、都道府県として初めて日本高血圧学会のモデルタウン事業の認証を受けたことから、「高血圧ゼロの県」をめざし取り組みます。

降圧剤により高血圧の治療を始めた人や県民全員を対象に血圧を測定して専用サイトに結果を10回分登録した人に抽選で商品券などが当たるキャンペーンをきょうから始めました。

★宮下知事
「病気に直接アプローチするところはどこかといえば高血圧ということで、寿命に直接アプローチする部分を今回捉えて施策をかたちにした 本当に多くのみなさんに取り組んでいただけることで、確実に死亡率が低くなる」

県は治療を始める人を今年度中に2万人増やすことで、脳卒中など血管に関係する病気で亡くなる人を年間600人減らせると試算しています。


(06/03 20:21 青森放送)

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