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9回裏まで“しびれる展開”に…準決勝で去年の全国ベスト4の王者が無念の敗退 決勝は「弘前学院聖愛」と「八戸学院光星」 夏の高校野球青森県大会(青森県)



夏の高校野球県大会は弘前市で準決勝2試合が行われ、決勝に進む2校が出そろいました。

準決勝第1試合は青森山田と弘前学院聖愛の対戦。
去年夏の決勝と同じカードです。
3回表、聖愛は1アウト3塁のチャンスで9番・エースの芹川。
自身を援護するタイムリーヒットで先制します。
4回にも1点を追加した聖愛は、6回2アウトから7番・田中。
貴重なソロホームランでリードを3点に広げます。
去年夏の全国ベスト4、4季連続の甲子園を目指す青森山田も、このまま終われません。
最終回、ノーアウト1塁で1番・佐藤洸史郎。
2ランホームランで1点差に詰め寄ります。
さらに同点のランナーを出します。
しかし、反撃もここまで。
1点差の接戦を制した聖愛が、4年ぶりの甲子園出場をかけた決勝に駒を進めました。

★弘前学院聖愛 2失点完投・先制タイムリー 芹川丈治投手
「去年先輩たちも悔しい思いをしてきたので、その思いを晴らしてやろうという気持ちで山田と戦いました」
「(1点差に詰め寄られたときは?)あと1点大丈夫と言われて気持ちが楽になりました」


準決勝第2試合

準決勝第2試合は八戸学院光星 対 青森北。
春の県大会では2点差の接戦を演じた両校です。
試合は初回から動きます。
光星が4番・久保のタイムリーなどで、この回7点を挙げます。
対する青森北は3回に1点を返しますが、光星のエース・佐藤に3安打に抑えられます。
その後も得点を重ねた光星が、11対1で5回コールド勝ちをおさめ、決勝進出を決めました。

★八戸学院光星 山上春人キャプテン
「春は少し苦戦したという印象があって、その中でしっかり自分たちで研究してどう戦っていくべきかというのを考えることができたので、今回の勝利につながったと思います」

甲子園出場をかけた弘前学院聖愛と八戸学院光星の決勝は、あす午前10時から、はるか夢球場で行われます。

(07/23 17:27 青森放送)

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