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新病棟“白紙”のむつ総合病院…改修か新築か 年度内に「方向性決めたい」(青森県)



新病棟の計画が白紙となったむつ総合病院について、病院を管理する下北医療センターはいまの病棟への耐震対策などを検討するための調査を行います。

これはきのう開かれたセンターの議会臨時会で調査を委託するため、1,972万円あまりを増額する補正予算案が可決され決まりました。
1977年に建てられたむつ総合病院は老朽化のため新しい病棟の建設が計画されていましたが、資材の高騰などで事業費が増え先月、入札を中止し計画を白紙にしました。
このため次の対応として、いまの病棟に耐震対策を施して長寿命化する案を検討するため工事の方法や事業費などを調べます。
また今後は別の案として予算を多くかけずに、新病棟を建てるための調査も行う方針です。

★下北医療センター管理者 山本知也 むつ市長
「新築になるか耐震改修になるか費用と年数どれくらいもつかを踏まえて」
「今年度中にはその方向性を決めていきたいと思います」

調査は今後の入札で決まった事業者が行います。


(04/22 16:44 青森放送)

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