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夏の参議院選挙へ青森県内の動きが加速 有力視される7月3日の公示まで3か月きる(青森県)



夏の参議院選挙に向けた動きが加速しています。
出馬を表明している3人は党支持層の地盤固めや幅広い有権者への支持の浸透に力を注いでいます。

自民党の現職滝沢求さんは先週末政治資金パーティーを開きました。
県内の市長6人や党最高顧問の麻生元総理たちが激励に駆けつけました。
滝沢さんはトランプ関税の影響が懸念される中、小企業支援の必要性を訴えるなど3期目に向けて決意を述べました。

★自民党・現職 滝沢求さん
「トランプ大統領の発信は今まで培ってきた自由貿易体制を覆す大変な事態です」
「何としてもこの選挙をふんばって勝ち抜いて、この青森県をより強いより元気な青森県を作っていきたい」

立憲民主党の新人で元民放アナウンサー福士珠美さんは選挙初挑戦です。
弘前市で岡田華子代議士とともに街頭に立ち中小企業の活性化に取り組みたいと訴えました。
初めて県内の選挙区で党の議席を獲得した去年の衆院選の勢いを参院選にもつなげたい考えです。

★立憲民主党・新人 福士珠美さん
「青森は日本はもっと良くなるポテンシャルがある それを阻んできたのは自公の変わらない政治です」
「政治が変わればそれも変わっていきます」
「豊かな未来安心できる未来そういったものを作っていくための挑戦だと思っています」

共産党の新人 荻野優子さんは県内各地で街頭演説を重ね知名度の向上に力を注いでいます。
きのうは青森市浪岡で党の市議会議員と街頭に立ちました。
街頭からは最低賃金の引き上げや学費の値上げ反対など、党の政策を徹底して訴えています。

★共産党・新人 荻野優子さん
「日本共産党は最低賃金を全国一律で1,500円さらに1,700円と引き上げていくことを提案しています」
「春からの大学の学費値上げはストップさせましょう」
「若い世代が希望を持てる政治・社会をめざし頑張ります」

国民民主党県連は「独自候補の可能性を模索しつつ政策が一致した場合は選挙協力の可能性もある」としています。
夏の参議院選挙は有力視される7月3日の公示まで3か月を切り、各候補者の動きが加速しています。


(04/14 20:00 青森放送)

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