NNNニュース

「最勝院」9つの建造物が国の文化財指定へ!1817年に建築された「護摩堂」や境内中央に位置する「鐘楼」など 青森県弘前市(青森県)



弘前市の寺「最勝院」が、国の文化財に指定されることになりました。

国の登録有形文化財に指定されるのは、弘前市銅屋町にある真言宗の寺院「最勝院」の9つの建造物です。
1817年に建築された「護摩堂」は宝形造りの銅板葺で、屋根が前に張り出す向拝を設け、頂上に宝珠が飾られています。
「聖徳太子堂」は一間四方で組物などに彩色を施し、装飾が華やかな小堂です。
「如意輪観世音菩薩堂」は六角柱の建物に白い漆喰の壁と、上部をぐるりと囲む赤い長押のコントラストが特徴となっています。
境内中央に位置する「鐘楼」は、入母屋造りの銅板葺で上部に格子を張り、龍と草花が描かれています。
「仁王門」は切妻造りの屋根に、舟肘木の組物が特徴です。
建築された当時の姿を残している点などが評価されました。
県内の国指定の登録有形文化財は110件となります。


(07/21 19:06 青森放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)