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「今後売れると思う」常温で長く保存できる!?りんご新品種の試食会 名前未定も品種登録目指す 青森県板柳町(青森県)



板柳町で新しいりんごの試食会が行われました。
省力化ができる黄色いりんごでは珍しく常温で長く保存できるのが特徴で、今後品種登録を目指します。

新しいりんごは板柳町新品種育成研究会の櫻庭保夫会長が育成したもので、きょう会のメンバーが味を確かめました。
新しいりんごは長野県生まれのシナノスイートとニュージーランド生まれのガラを掛け合わせてできた黄色いりんごです。
酸味が少なくふじのような甘みがある中生種で、今回は去年10月に収穫したものを小屋で冷蔵庫などに入れずにそのまま保存したものを試食しました。

★板柳町 葛西健人町長
「シャキシャキですよ」
「甘いです糖度が高いです」

★試食したりんご農家
「すごくおいしいです」
「硬さはちょうど良いですよ」

黄色い品種では珍しく常温で長期間保存しても実が硬いのが特徴だということです。

★試食した人
「(品種登録に)期待できるのではないか」
「やっぱり日持ちがいちばん大切 どうしても柔らかいりんごよりも硬いりんごのほうが食感があるほうがおいしいと思います」

★試食したりんごを栽培 櫻庭保夫会長
「(品種登録の可能性は)思うよ」
「店に出して柔らかくならないりんごは今後売れると思う」

黄色い品種は着色管理などの手間がかからないため省力化も期待できます。
新しいりんごはまだ名前が決まっていませんが、今後栽培のしやすさなどを研究し品種登録をめざします。


(04/15 20:00 青森放送)

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