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Tiktokの副業広告から“画面上では”利益が発生も…「違約金」求められ30歳代男性が34万円被害(青森県)



弘前警察署によりますと、7月16日、青森県内に居住する30歳代男性がスマートフォンでTiktokを閲覧中、表示された副業案内の広告に興味を持ち、広告内にあったURLをタップしたところ、LINEアカウント「安倍梍T」が登録されました。
男性は、安倍から副業の説明を受け、指示に従って指定動画のスクリーンショット画像を送信したところ、PayPay払いで250円分の報酬を受け取ることができました。
すると、安倍から高額報酬のタスクと称し、暗号資産取引を勧められたことから、紹介された暗号資取引サイトのURLに会員登録した後、安倍の指示で、LINEアカウント「中尾莉奈」を登録しました。
その後、中尾の指示で、7月20日、自宅から、中尾が指定するPayPayアカウントにPayPay払いで1万円分を支払いました。
さらに、中尾の指示に従ってサイトを操作したところ、画面上では利益が発生したことから、更に利益を得るため、7月21日、自宅からネットバンキングを利用し、指定された地方金融機関の個人名義口座に現金3万円を振り込みました。
ところが振込後、中尾からTelegramメッセージで、

・制限時間内に取引作業をしなかったため違約金が発生したので、利益引出のためには、15万円を指定する口座に振り込む必要がある。
・操作ミスがあったので、さらに違約金15万円が必要だ。

などと言われたことから違約金として、7月22日、2回にわたり、自宅からネットバンキングを利用し、指定されたネット銀行及び地方金融機関の個人名義口座に合計30万円を振り込みました。
しかし一向に利益を引き出すことができず、更に現金を要求されたことから、被害に気づいたということです。

警察は投資話において「必ず儲かる」などと話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。


(07/23 18:25 青森放送)

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