■地域医療を守る 後継者不在の病院を東京の医療法人が承継し若手医師育成へ 青森県三沢市(青森県)
地域医療を守ろうと後継者がいなかった三沢市の医療法人が東京の医療法人に事業を承継しました。
三沢市で行われた成約式では三沢市の医療法人「聖心会」の矢幅理事長と東京の医療法人「正心会」の関口理事長が書類にサインをし譲渡が成立しました。
譲渡側が運営していた精神科の病院三沢聖心会病院は、院長も務める矢幅理事長が高齢になり後継者もおらず閉院を検討していました。
事業承継をサポートする会社が仲介したことで、関東や北海道で精神科を運営している東京の「正心会」が病院を引き継ぐことになりました。
★三沢聖心会病院 矢幅啓孝院長
「終わりが新しい出発だったということにひじょうに感銘を受けています」
「あとどれだけ後継が頑張れるか、それをどうやって育てていくかほかの若い先生を育てるのが楽しみ」
★医療法人社団「正心会」 関口秀文理事長
「継続した医療提供が続けていけるようにこっちで構築して行けたらと思っています」
東京の「正心会」は今後、三沢聖心会病院の矢幅院長の後継者となる若手医師を育成します。
(04/15 19:44 青森放送)
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