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教員の残業が“20時間”減!中学校の全部活動が“地域クラブ”に移行 青森県むつ市(青森県)



話題はむつ市から。
今年度、市内の中学校のすべての部活動が地域クラブとなりました。

むつ市ではきのうから地域クラブ「むつ☆かつ」の新入生向けの体験会が始まり、市内の学校から集まった生徒たちがさっそく活動していました。
国は中学校の部活動について教員の働き方改革や子どもが文化・スポーツ活動に親しむ機会を確保するため、地域全体で活動を支えられるよう改革を進めています。
むつ市ではおととしから段階的に部活動がクラブ活動となり、今年度で完了しました。
合計23のクラブで地域の指導者およそ90人が子どもたちの指導にあたっています。
むつ市の教員の残業時間にも変化が見られました。
地域クラブが始まる前と後の年度で、およそ20時間減りました。

★むつ市地域クラブ推進企画課 菊池円課長
「中学校の部活動が少子化に伴いましてチーム編成が難しくなっているなかで、さまざまな学校の生徒が集まりまして活動が活発化しています」
「(生徒たちには)部活動以外の交流もして、社会的な勉強もしていただければと思います」

下北では今年度から風間浦村と佐井村の中学校も部活動が地域クラブとなるなど取り組みが広がっています。


(04/16 19:24 青森放送)

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