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海の“やっかい者”で発電も?村と高校が有効活用へ協定締結 青森県風間浦村(青森県)



漁の「やっかい者」とされる海藻の有効活用に向けて、むつ市の高校と風間浦村が協定を結びました。

協定を結んだのは風間浦村とむつ工業高校です。
式では冨岡宏村長と野呂政幸校長が協定書に署名しました。
きっかけはむつ工業高校が、触れると皮膚がかぶれたり、魚が変色するなど漁師にとって「やっかい者」とされる海藻の「ケウルシグサ」を有効活用しようと発電の研究を始めたことでした。

協定では村が実験用に使う海藻を高校に供給したり、村で生徒たちを受け入れ研究や人材育成につなげるなどの連携を進めます。

★風間浦村 冨岡宏村長
「漁業と子どもたちをつなげて連携を深めて」
「高校生の皆様もさまざまなものに興味をもって、自分の研究活動をしていただければいいのかなと思っています」

むつ工業高校の生徒たちはスマートフォンの充電などを目標に、海藻を使った発電の研究を進めています。


(04/17 20:20 青森放送)

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