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「やっとじわじわと実感が湧いてきた」初当選から一夜明け福士珠美さんが意気込み語る 自民党は18年ぶりに青森での参議院の議席を全て失う(青森県)



参議院選挙は立憲民主党の新人・福士珠美さんが初当選し、県内の参議院の2議席は立憲が独占しました。
自民党は18年ぶりに青森での議席を全て失い、自公政権は衆議院に続き、参議院でも過半数を割り込みました。

福士さんは当選から一夜明けたきょう青森市で会見し、決意を語りました。

★初当選を果たした 福士珠美さん
「やっとじわじわと実感が湧いてきたところでございます」
「この青森をもっと元気にしていきたい、豊かにしていきたい、そういう思いでしっかりと臨んでいきたいと思います」

会見を終えると街頭から感謝を伝えました。

青森県選挙区は立憲の新人・福士珠美さんが21万4千票あまりを獲得し、自民の現職に1万6,000票以上の差を付け初当選を果たしました。
福士さんは政府の物価高対策を批判し「青森から政権交代の風を吹かせよう」と訴え、立憲の支持層に加え、無党派層にも支持を広げました。

★初当選を果たした 福士珠美さん
「地方の声がしっかりと届く、反映される政治、地方の私たちの生活がしっかり見えていると感じることができる政治、そんな政治をつくっていきたい」
「本気で働きます 皆さんありがとうございました」

自民党の滝沢求さんは、農政改革や自公の安定した政治を訴えましたが、支持層を固めきれず議席を失いました。

★自民党 滝沢求さん
「きょうお集まりいただいたみなさま おひとりおひとりに改めて心からおわびを申し上げます 本当に申し訳ございませんでした」

県内で参議院の議席に自民の国会議員が不在となるのは2007年以来です。
投票率は54.22%と、3年前の前回を4.73ポイント上回りました。


(07/21 19:33 青森放送)

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