■X JAPANのYOSHIKIを名乗り「個人的に話をしよう」と言われた50歳代の女性 “ファンカード”購入として208万円分の電子マネー利用権をだまし取られる(青森県)
弘前警察署によりますと、ことし年1月下旬ころ青森県内に居住する50歳代の女性が動画配信サイト「YouTube」でロックバンド「XJAPAN」の動画を閲覧し、チャットで書き込み等をしました。
するとXJAPANのリーダー「YOSHIKI」を名乗る者から、YouTubeのコメント欄を通じて、「これからは個人的に話をしよう。」という連絡が来て、メールアドレスを教えられたことから、女性はYOSHIKIは本物であると信じ、親近感を抱きメールでやりとりをしていました。
3月中旬ころから、相手から
・あなたをロサンゼルスの自宅に招待したいが、そのためには公式パスポートが必要であり、ファンカードがないと公式パスポートを作ることができないので、ファンカードを購入してほしい。
・プレゼントを送りたいので、配送料を払ってほしい。
などというメールが送られてきて、その都度アップルギフトカードを購入して、その利用権コードを写真撮影して送るように指示されたことから、女性は3月30日から4月21日までの間5回にわたり指示に従い、合計208万円分のアップルギフトカードを購入し、その利用権コードを撮影後メール送信しました。
しかし、その後も相手から、
・セキュリティの関係上、通関手数料がかかる。
等とさらにお金を要求されたことから不審に思い、家族に相談したところ、詐欺であると指摘され、被害に気付いたということです。
警察は顔も合わせたことがない人から「手数料を払ってほしい」「後で返します」等と、お金の要求を受ける場合は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。
(04/22 18:13 青森放送)
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