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大雪で枝折れの「三誉の松」 青森市が樹木医の診断結果を発表(青森県)



この冬の大雪により、枝折れ被害が発生していた青森市の天然記念物・「三誉の松」について今月15日に樹木医が診断したところ、枝折れ被害による樹木への影響は殆どないことがわかりました。
ただ、「経年による樹勢の衰えが見られるので経過観察を続ける必要がある」としています。

「三誉の松」は合浦公園の中央に位置する樹齢400年以上の松です。
この松を中心に合浦公園が作られたという伝承も残されています。
1月下旬、公園を管理するパークメンテ青い森グループの職員が、枝が雪に埋もれたまま引っ張られ十数本の枝が折れているのを確認していました。
青森市では、この冬一時積雪が1.5メートルに達していました。


市は今後の対応について、樹木医からの助言をもとに、
・劣化が見られる頬杖支柱は更新を行います。
・樹勢回復のため、日照不足の改善や土壌改良の実施について検討します。
・定期的な点検や、冬期間の着雪状況を踏まえた雪下ろし作業を実施します。
としています。

(04/22 16:07 青森放送)

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