■274件の「行政文書」を自宅に持ち出した自衛官を停職処分…パワハラ行為の幹部自衛官は戒告処分 海上自衛隊大湊地区隊(青森県)
むつ市の海上自衛隊大湊地区隊は、行政文書を許可無く外部に持ち出した自衛官と、同僚にパワーハラスメントにあたる行為をした自衛官の2人を懲戒処分にしました。
このうち今月26日付けで停職3日の処分を受けたのは、大湊衛生隊に所属する50歳代の海曹です。
海上自衛隊によりますと、海曹は2022年6月23日段ボールに入った274件の行政文書を、管理者の許可なくおよそ半年間、部隊の外の自宅に持ち出したということです。
同僚が自宅を訪れたときに見つけました。
聞き取りに対して海曹は「私物と思って職場から持ち出した段ボールの中に文書が含まれていた」と話したということです。
また、2023年10月から12月にかけて、複数回にわたり同僚隊員を大声で怒鳴りつけて精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させるパワハラ行為をしたとして、大湊地区総監部幹部自衛官の40歳代の尉官を今月26日付けで戒告処分にしました。
同僚の隊員が業務を急に変更したことに尉官は「なぜ変更したのか」など強い不満を述べ、その後も威圧的な言動を続けたということです。
同じ部屋で勤務する同僚隊員が上司に相談し発覚しました。
(05/27 11:10 青森放送)
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