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厳しい暑さの県内は11日連続で猛暑日 熱中症対策「プレクーリング」とは(青森県)



厳しい暑さの県内は11日連続で猛暑日または真夏日を観測しています。暑い日が続く中熱中症対策のセミナーが青森市で開かれ熱中症対策として「プレクーリング」が紹介されました。

★青森放送 小山内 碧 キャスター
「県内では立っているだけで汗ばむような厳しい暑さが続いています。みなさんはどのような熱中症対策を行っているのでしょうか」

青森市のあおもり駅前ビーチで水遊びをしていた家族連れは…。

★黒石から
「暑い!」
「気持ちいい」
「おうちの中が暑くていられなかったので海に来て涼もうかなと思って」
「こまめにお水飲んで定期的に涼しいところに行って体が熱くなりすぎないように気をつけています」

★スコットランドから
「かなりきつい暑さだ」
「日焼け止めを塗ってたくさん水を飲むようにしている」

★青森放送 小山内 碧 キャスター
「効果的な熱中症対策とはいったいどのようなものなのか今日は特別にセミナーやグッズ体験会が開かれます」

青森市で開かれた熱中症予防対策セミナーは事業所の保健活動を支援する「青森産業保健総合支援センター」などが大塚製薬の協力を得て初めて開きました。
セミナーでは建設業者などおよそ50の企業が医師など4人の講師から熱中症対策などの説明を受けました。
講師が対策のひとつとして強調していたのが「プレクーリング」です。

★大塚製薬青森出張所 山岸 洋平 所長
「深部体温を冷やすために体の内部を冷やしてから活動を行うという概念をプレクーリングと言います」

プレクーリングは活動前に冷たい食べ物や飲み物を取り入れ体の内部の体温を下げることで熱中症対策につながることが期待されています。

★参加した人
「(熱中症対策は)いろんなものがあるんだなということを知れてとても良かったと思います活用していきたいなと思いました」

消防によりますと、きょう県内では熱中症の疑いで20代から80代までの男女9人が搬送されました。
いずれも意識はあるということです。
県内はこの先も30度以上の暑さが続くとみられています。


(07/23 19:27 青森放送)

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