■むつ中間貯蔵施設 原子力規制委員会の委員が操業後初の視察で安全性を確認 青森県むつ市(青森県)
むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設に、原子力規制委員会の委員が操業後に初めて視察に訪れ、安全性などを確認しました。
原子力規制委員会の杉山智之委員は、きのうから県内の原子力関連施設の視察に訪れました。
このうち、むつ市にある中間貯蔵施設では杉山委員が去年9月に搬入された使用済み核燃料の専用容器を実際に触れるなどして、安全性を確認していました。
★原子力規制委員会 杉山智之委員
「なんにもないよりはほんのり温かいという感じですけど熱いほどでは全然ない」
また、杉山委員は専用の容器が船で運ばれ施設に搬入されるまでの時間などについて、リサイクル燃料貯蔵の担当者から説明を受けていました。
★原子力規制委員会 杉山智之委員
「こちらは常時監視するというところで、ひじょうに厳しい管理が行われている。まだ1つですけど、それが最大288基まで対応できるということで」
「施設に応じた特徴をきちんと把握することで。何かあったときの判断に生かす」
杉山委員たちは、きのう六ヶ所再処理工場の竜巻対策工事などの重大事故対処施設も視察したほか、きょうは東通原発を視察する予定です。
(06/06 12:01 青森放送)
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