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世界遺産に通じる“白神ライン”開通が大型連休に間に合わない!?除雪追いつかずなだれの危険性が… 青森県西目屋村(青森県)



西目屋村の世界遺産・白神山地に通じる一本道・通称「白神ライン」の冬期閉鎖が大雪の影響で延期しました。
開通は大型連休に間に合わず1か月後の来月30日になる見込みです。

★油川修一 記者
「暗門の滝につながる道路はまだ雪が残っていて通行できません」

県はきょう冬期閉鎖していた県道岩崎西目屋弘前線、通称「白神ライン」の砂子瀬 と 暗門の間7.4キロの解除の延期を発表しました。
当初はあさって解除の予定でしたが、道路の除雪が追いつかず、斜面に多く雪が残りなだれの危険性があると判断。
解除を来月30日正午に延期しました。
こちらは去年の映像です。
4月末には雪が無く、白神山地で最も集客力がある暗門エリアには開通と同時に観光客が訪れブナ林の散策を楽しみました。
ことしは大型連休に間に合わず、春の白神観光にとって痛手になりそうです。

★ブナの里白神公社 角田克彦 事務局長
「車の丈よりもまだ雪が残っている状態だったので4月11日の画像です」
「いまは弘前公園のさくらまつりが非常に盛んでその影響で白神観光に来る人が例年であれば多くいたのですけど」
「行けないというのは非常に心苦しい非常に残念」

県は除雪が早く終われば来月30日よりも早く解除する可能性があるとしています。


(04/23 19:32 青森放送)

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