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「またたくさんとれるように」去年140匹しか獲れなかった“サケ” 資源回復願って子どもたちが稚魚放流 青森県深浦町(青森県)



昨年度県内の漁獲・捕獲量が過去最低だったサケの豊漁を願い、稚魚の放流が深浦町で行われました。

放流が行われたのは深浦町の追良瀬川で、小学生や園児たちがバケツに入った稚魚を川に流していきました。

★深浦小の児童
「大きくなって川に戻ってきてほしいです」
「サケがまたたくさんとれるように願っています」

稚魚は追良瀬内水面漁協が山形県から買い付けた卵をふ化させたもので、体長は6センチほどです。
県によりますと、昨年度県内のサケの沿岸漁獲と河川捕獲を合わせた数量は3万7,600匹で、前の年度より2万5,000匹減り、過去最低となりました。
追良瀬川でも去年わずか140匹と、5,000匹以上とれていた数年前から大きく落ち込んでいます。

★追良瀬内水面漁協 福沢眞一組合長
「サケの不漁は2年間くらい続いているんですよね なのでぜひ上がってきていただきたい」

今年度は48万匹の稚魚を放流する予定です。


(04/15 19:43 青森放送)

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