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岐阜県警名乗る男がLINEで警察手帳を示し「お札の番号とお金の流れを調べる」と現金を要求…30歳代女性が46万円被害(青森県)



八戸警察署によりますと今月14日、青森県内に居住する30歳代の女性のスマートフォンに、岐阜県警二課の「タケダ」を名乗る男から電話があり

・特殊詐欺の被疑者ミヨシナオキを逮捕し、家宅捜索したらあなた名義のキャッシュカードが出てきた。

と言われました。
更に、岐阜県警二課の「ヤマシタハジメ」を名乗る男が電話に出て、ヤマシタが利用するLINEアカウント「(わ)168-21」を登録して、LINEでやり取りを継続するように指示されました。
その後女性はヤマシタからLINEビデオ通話で、警察手帳を示された後、

・ミヨシはあなたから40万円でキャッシュカードを買ったと言っている。
・あなたの口座に利益の10パーセントの300万円を入れている。

などと言われた後、銀行口座や残高を聞かれ、これに答えました。
するとヤマシタから

・口座を調査する必要がある。
・お札の番号とお金の流れを調べるため、口座のお金をまとめて、ミヨシが犯罪利用していた口座にお金を送金して下さい。

などと言われ、女性は4月14日に、青森県内の金融機関のATMを利用して、個人名義の口座に現金46万円を送金しました。
しかし振込後、ヤマシタのLINEアカウントとの連絡が途絶えたことから、被害に気が付いたということです。
警察は犯人はLINEで連絡を取り合い、逮捕状や警察手帳などを見せて信じ込ませようとしますが、警察がLINEで連絡することはありませんと注意を呼びかけています。


(04/15 14:26 青森放送)

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