■住宅地の湿地に群生するミズバショウが見ごろ 地域住民が環境守る 青森県青森市(青森県)
青森市では住宅街の湿地に群生するミズバショウが早くも見頃を迎え、春の訪れを告げています。
青森市原別5丁目にある稲荷神社です。
★青森放送 木下玲斗記者
「こちらの神社の裏手に回ると湿地が広がり、白く輝くたくさんのミズバショウが顔を出しています。近くで見るとかわいらしいですね」
およそ1,000坪の湿地には2,000株ほどの「ミズバショウ」が群生していて、いま見頃を迎えています。
いつもの年に比べ1週間ほど早く咲き、可憐な姿を見せています。
住宅街の一角にある貴重な群落を守るため、地域の住民たちは地下水をポンプでくみ上げるなど湿地の環境維持に努めてきました。
★原別稲荷神社 中田靖人 総代長
「原別この地域の人たちにとっては風景の一部であり自分たちの誇りみたいに思っています。自然にとけ込んでいる」
「もう少しすると大きくなってしまいますから、いまがちょうど見頃です」
稲荷神社のミズバショウはあと1週間ほど見頃が続きます。
(04/10 16:49 青森放送)
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