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青森県内で生まれた子どもが「過去最少」を更新 糖尿病とがんの死亡率は「全国ワースト2位」(青森県)



去年1年間に県内で生まれた子どもの数は5,099人で過去最少を更新しました。
1人の女性が生涯に産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率も1.14と過去最低です。

厚生労働省が発表した去年の人口動態統計の概況によりますと、去年1年間に県内で生まれた子どもの数「出生数」は5,099人でした。
前の年を597人下回り、統計が残る1950年以降過去最少を更新しました。
また1人の女性が生涯に産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率も1.14と過去最低です。
前の年から0.09ポイント下降し、全国平均を0.01ポイント下回りました。

一方、糖尿病の死亡率は人口10万人あたり19.8と、全国で2番目に悪い数値です。
がんの死亡率は437.5と、12年連続で全国ワースト2位でした。

★宮下知事
「青森モデルに掲げている目標達成のために、私たちは挑戦をしている姿を県民の前に提示し、県民と一体となってこの課題に挑戦できるように取り組んでいきたい」

県は「青森モデル」で2040年に合計特殊出生率を「2」まで改善することを目標に掲げています。


(06/04 19:41 青森放送)

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