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長崎大学キャンパスの再編構想「経済学部は“文教” 薬学部は“坂本”」移転し機能整理する方針《長崎》(長崎県)



長崎大学の永安学長は、キャンパスの再編構想について正式に推進する考えを示しました。

経済学部は「文教キャンパス」に、薬学部は「坂本キャンパス」にそれぞれ移転し、機能を整理する考えです。

(永安 武 学長)
「文教地区に経済学部を移転して、人文社会学域を統合した新たなキャンパスを再建する」

今年度、初めて開かれた長崎大学の定例会見。

永安 武学長は、去年7月に示したキャンパスの再編構想の案について、推進することが決まったと明らかにしました。

構想は現在、片淵キャンパスにある経済学部を「文教キャンパス」に移転して、キャンパスの南側に新校舎を整備。

人文社会科学系の学部をここに集約する一方、文教キャンパスにある薬学部は「坂本キャンパス」に移し、生命医科学系の拠点として整備するものです。

この構想は、キャンパス機能を整理するのが狙いで、8日の役員会で承認されたということです。

また 永安学長は、文教キャンパス南側にある県長崎振興局の用地取得に向け、県と話し合いを行っていることも明らかにしました。

(永安 武 学長)
「今後、地域に開かれたキャンパスづくりをしていく中でも、非常に重要なポイント。もし加われば、学生たちが集いやすいキャンパスづくりができる」


今後、移転に向けて学内での議論を深めるとしていて、施設の整備規模や時期についても検討を進めるということです。

(04/10 17:48 長崎国際テレビ)

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