■天候不良で試験飛行できず「県のドクターヘリ 運航を再延期」休止期間は防災ヘリなどで対応《長崎》(長崎県)
今月6日、壱岐沖で3人が死亡した民間の医療搬送用ヘリコプターの事故は、発生から10日を迎えました。
県は安全点検のために運航を休止している「ドクターヘリ」について、再開を延期すると発表しました。
事故は今月6日、対馬空港から福岡市の福岡和白病院に向かっていた民間の医療搬送用ヘリが転覆した状態で見つかり、搭乗していた6人のうち、患者ら3人が死亡したものです。
事故を受け唐津海上保安部は、業務上過失致死傷などの疑いでヘリを運航していた「エス・ジー・シー佐賀航空」を家宅捜索し、生存者3人から任意で事情を聞くなどして、捜査を進めています。
事故を受け県は、この機体と同じ型のドクターヘリについて、安全点検を理由に運航を休止し、16日に再開を予定していましたが、天候不良で試験飛行が実施できていないことなどを理由に、再開を延期すると発表しました。
県医療政策課によりますと、再開までの期間は防災ヘリなどの応援で「救急医療体制に支障がないよう対応する」としています。
(04/16 19:30 長崎国際テレビ)
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