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【被爆80年】“忘れない” “語っていく” と決意「長崎原爆青年乙女の会」継続へ《長崎》(長崎県)



被爆から今年で80年。

次世代に核廃絶への思いを伝えようと、被爆者団体による「つどい」が5月に開かれます。

長崎市役所で会見を開いたのは、被爆者団体「長崎原爆青年乙女の会」です。

(長崎原爆青年乙女の会 横山 照子 会長)
「学ぶということは、昔のことをただ思い返すとか、聞き取ることではなくて、その中から自分ができることをこれからやっていこうということを学んでほしい」


会は、核廃絶への思いを次世代に伝えようと「記念碑のつどい」を3年前から毎年開いてきましたが、今回から長崎原爆被災者協議会と、被爆二世の会と一緒に開催。

新たに高校生と大学生による「原爆体験記の朗読」が行われるということです。

また、つどいのあとには、去年11月に83歳で亡くなった故・小峰 秀孝 前会長をしのぶ会も開かれます。

先月から会長を務める横山 照子さんは、会の継続に向け思いを新たにしました。

(長崎原爆青年乙女の会 横山 照子 会長)
「被爆体験、苦しんできたこと。私たちも含めて、小峰さんのことを、“忘れない” “語っていく” ということを決意したい」

「記念碑のつどい」と「小峰前会長をしのぶ会」は、来月11日に開かれます。

(04/11 15:45 長崎国際テレビ)

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