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代表内定は持ち越し「廣中璃梨佳選手 2年ぶり4度目の優勝」陸上日本選手権10000メートル《長崎》(長崎県)



陸上の日本選手権1万メートルが熊本市で12日に行われ、大村市出身の廣中 璃梨佳選手が2年ぶりの頂点に立ちました。

9月に東京で開かれる「世界陸上選手権」の代表選考会を兼ねた、日本選手権。

女子1万メートルに出場した廣中 璃梨佳選手(24)は、雨が降りしきる中、序盤から先頭集団に入ると、終盤は矢田選手との一騎打ちに。

残り800メートルで廣中選手がスパートをかけてフィニッシュし、31分13秒78で、2年ぶり4度目の優勝を果たしました。

廣中選手は2021年の東京オリンピックや、おととしの世界選手権で7位入賞を果たしていましたが、去年開催されたパリオリンピックは、ケガなどの影響で出場できませんでした。

(廣中 璃梨佳 選手)
「今でも考えたら泣きそうなくらいだが、すごく悔しかった分、もっと強くなれるかもしれない、成長のきっかけかもしれないという “変わろう” とする自分も見えたので、昨年の1年がよかったと思える今年にしたい」

しかし「世界選手権」の参加標準記録には届かず、代表内定は持ち越しとなりました。

(04/14 17:05 長崎国際テレビ)

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